今朝、アトリエに向かう途中、今回のカフェ/フォーラムの全体が一つの交響曲のように見えてきた
聞こえてきたと言ってもよいだろう
経験した全体を見渡し、そこにあるアンジュレーションあるいはアーティキュレーションを観取し、味わうことができるようになって来たということだろうか
似たような感覚は文章を書く時にも感じるが、この場合には全体の流れの中にこちらの方から大小の抑揚をつけていくことになる
時には書きながら、オーケストラの指揮でもしているような気分になることもある
これまでカフェ/フォーラムウィーク全体の流れについて眺めるという視点が弱かったようなので、そのすべてに参加している者としては、これから新たな楽しみが増えたことになる
ところで、昨年12月のことだっただろうか
寝る前に本棚の前に立ち、その全体を眺めている時、一冊の本が目に入り、それをその場に立ったまま読んだことがあった
そして30分か1時間くらい、その中に入っていた
読んでいる言葉が、心の中で鮮明なイメージとして浮かび上がって来たからだろうか
そのイメージの解像度が他の状態で読んだ時と違うだけではなく、全く別の記憶領域にそれが貯えられているように感じたのである
この setup がわたしには合っていたのだろう
それ以来、これが習い性となったようで、少々疲れていてもこの体勢に入らなければ寝られなくなった
今回2週間のブランクでこの習性を忘れているかと思ったが、そんなことはなかった
これからどれだけ続くのかは分からないが、本当にちょっとした切っ掛けで良い習慣が身につくものだと驚いている
これは今年前半の嬉しい変容と言えるだろう
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