2024年3月15日金曜日

恒例の会食で変容の数々を認識する























恒例になって久しい学友との会食に出かけた

まだお仕事をされている方たちなので、日程調整が必要であった

お話によると、お一方は今月で仕事を辞められるようなので、これからの調整は容易になるのではないだろうか

偶然にも、東京でのカフェ/フォーラムを締めくくるタイミングとなった


仕事をしている立場から見ると、わたしのようなプー太郎生活がどのようなものなのかに興味が湧くというのもよく理解できる

この疑問には、最近では落ち着いて答えることができるようになってきた

一つの認識に辿り着いたということだろう

何もしないで、考えをどこかに絞ることなく、ゆったり生活を続けて17年になる

その結果だと思うのだが、自分の内的精神世界が著しく拡大してきたように感じている

いろいろなアイディアをその空間に入れ、自分もその空間で遊びながら、それぞれのアイディアを深めたり、他に繋がりを求めたりできるようになってきた

思考する力がついてきたとは、こういう状態のことを言うのだろうか

分からない

あるいは、創造性にも繋がるというデフォルトモードネットワーク(DMN)が働いている状態に近いのではないだろうか

そうかもしれない


いずれにせよ、仕事から離れて、何かに追われることなく、自由な空間に身を置く生活を一定期間継続することが、このような状態になるための必要条件だと考えるようになっている

それからすべてが始まるという感覚である

これはわたしの中で真理になってきた

ただ、それを目指して歩んだわけではなく、振り返ればそうなっていたという偶然の成せる業だったのではあるのだが、

現在では、何か考えるべきテーマが現れた時、自らの内的空間を前にして、それを広げてその中に入り、抱えているテーマについていろいろな角度から眺める時間がかけがえのないもののように感じるようになっている

これは、わたしにとって驚きの変容なのである


先日のスピノザ(今回のPAWLはなかなか良い内容だったとの評をいただいた)によれば、自分の見出した真理を他の人と共有することが幸福に繋がるという

もしそうだとすると、カフェ/フォーラムの活動も、今日のような会食も、わたしを幸福にしていると言えるのかもしれない

このような認識に至ったこともまた、驚きの変容なのかもしれない









0 件のコメント:

コメントを投稿