本日は第9回になるサイファイ・フォーラム FPSSが開催された
今回、新しい方が2名加わり、これまでにないほどのディスカッションが行われた
それが休憩時間にまで続くというカオティックな状態になったのには、驚いた
このような会としては、望ましい状態だと言えるのではないだろうか
プログラムは、以下の通りであった
(1)矢倉英隆: シリーズ「科学と哲学」③ ソクラテス以前の哲学者-3
今回はヘラクレイトスとパルミニデスを取り上げた
(2)牟田由喜子: 専門知は市民社会にどのように有用なのか?
ハリー・コリンズ著『専門知を再考する』を分析することにより、専門知をどのように解釈し扱えばよいのかについて、現代の問題も例に出しながら考察されていた
(3)木村俊範: 日本のテクノロジーには哲学が無かったのか、置き忘れたのか? 一テクノロジストの疑問
発表者がこれまでのキャリアを歩む中で考えて来られたことと、そこにどのように哲学が絡むべきかの問題提起がされていた
進行係の不手際で、最後の発表では十分なディスカッションの時間を取ることができなかったことをお詫びしたい
懇親会において、少しでもその埋め合わせができたことを願うばかりである
なお、会の内容の詳細は、発表者のスライドと併せて、近いうちに専用サイトに掲載する予定である
ご覧いただけき、お気づきの点やコメントをお寄せいただければ幸いである
少々気は早いのですが、次回の開催は2024年3月9日(土)を予定しております
FPSSへのご理解とご協力をよろしくお願いいたします
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