このところ、暇な時間はカフェ/フォーラムのまとめを書いている
そこで観察していることを簡単に書いてみたい
一つは、これまでのように勢いに任せて書き終えるということをしていないことである
何か更なる発見はないかと、その過程をたっぷりと味わっているようなのである
もう一つは、そこで感じている時間である
極言すれば、時間が消えているのである
それは、このようなまとめに限らず、他のことを「考える」ために自分の中に入っている時も同じである
気がついて数時間経ったのかと思って調べると、まだ1時間などということが日常になっている
その中に入っている時には、無限にも見える空間の中にいるという感覚だろうか
これは幸福感にもつながるものではないかと考えるようになって久しい
何しろ永遠を手に入れているような錯覚に陥るのだから
そのことと関連するような気もするのだが、それが感知できない世界(the intelligible)で過ごす時間のように感じられることである
このところお付き合いが増えている古代ギリシア人の言葉で言えば、プラトンのイデアの世界であり、ヘラクレイトスで言えばロゴスの世界ということになるのかもしれない
同時に「意識を集中する」という行為の意味が、以前より明確になってきたように感じられる
それは至高のところに向かうための重要な方法になるという期待にも繋がるものである
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