今回の生き方としての哲学カフェPAWLでは、プラトンの重要な思想が書かれている『饗宴』を読んだ
その準備中に、半世紀ほど前にBBCが制作した『饗宴』の現代版ドラマに出くわした
そのタイトルが "The Drinking Party" となっていて、古代の Symposium が一気に現代に引きずり出されたように感じた
確かに、Symposiumとは「共に飲む」ことなので意味は同じなのだろうが、なぜかイメージが狂ったのである
いずれにせよ、社会で生活している時に嵌められている箍(たが)のようなものを緩めて語り合うというシンポジウムには大きな意味がありそうだ
心身に良い影響があるのではないだろうか
真剣に聞き、話していると、発見がある
そしてそのような発見は、生きる力を我々に与えてくれる
カフェ/フォーラムが発見に満ちた場となることができれば、そこは魂に命を注ぐところになる可能性がある
今年のカフェ/フォーラムを終え、浮かんできた感慨である
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