今日は、フランス語のテクストを読み哲学する第9回ベルクソンカフェがあった
久し振りの方や新しい方が参加され、充実した会となった
今回のテクストは、ジャン・フランソワ・マッテイ著『古代思想』にあるソクラテス以前の哲学者エンペドクレス(490-430 BC)とヘラクレイトス(540-480 BC)について論じたものであった
ソクラテス以前の哲学者については、去年春からサイファイフォーラムFPSSでも取り上げており、今日の2人もその中に入っていた
その内容とズレを感じたことが今日のテクストにあった
それはヘラクレイトスの唱えるアルケーの火である
これまで炎の火がアルケーだと思っていたが、マッテイさんの考えではそうではない
それは、すべての物理的なものの中にあり、それを他のあらゆるものへと変化させる原初的なエネルギーの概念を指しているという
この他にもいろいろな発見があったので、近いうちに専用サイトにまとめを掲載する予定である
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