2024年3月17日日曜日

わたしにとっての非日常がもたらしてくれるもの

































昨日、怒涛の2週間のカフェ/フォーラムウィークを終えて帰宅した

特に今回は準備が最後まで待っていたため「怒涛の」と感じたのだろうか

あるいは、非常に密な会が重なり、最初に予想した通り、まさに異次元の世界にいたからなのだろうか

「異次元」で気づいたのだが、普通の人(この世界に入る前のわたしに当たる)が生活している次元がわたしにとっての非日常で、わたしの日常とは普通の人の非日常に当たるのかもしれない

いずれにせよ、非日常の大切さがよく分かる

今回の非日常の中で無意識下に感受していた(今は言葉になっていない)ものが、これから見えてくることがあるかもしれない

それを期待している


ところで、今回の滞在1週を過ぎた頃から花粉症が全開になった

帰宅して収まるかと思ったが、さらに進んでいるようである

こちらも時間の経過を待つしかないだろう

思い返せば23年前のこの季節、フランス語がわたしを襲った

その経緯は拙著『免疫学者のパリ心景』に詳しいので、参照していただければ幸いである

非日常と言ってもよい症状が、運命を変えるきっかけを与えてくれたのである

今回の症状は一体何をもたらしてくれるのだろうか

密かにそんな淡い期待を抱きながらの再びの日常である









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