今年7月のブログについて振り返っておきたい
7月に入って早々に『免疫から哲学としての科学へ』を英語に直す作業中であるとの記述がある
このアイディアは4月くらいからあったので、すぐに始めているのかと思った
しかし調べてみると、日課と称していた作業は5月に入ってから始めたものであった
それが終わったのが8月中旬なので、7月もその日課の中にあったものと想像される
8月以来、原稿は寝かした状態にある
環境倫理の視点から自然を観る見方について、メモしたものがあった
1)神中心主義(theocentrism)
2)人間中心主義(anthropocentrism)
3)パトス中心主義(pathocentrism)
4)生命中心主義(biocentrism)
5)生態系中心主義(ecocentrism)
パトス中心主義は、人間のように痛みを感じるのであれば、その動物も倫理的に配慮しなければならないとする立場である
それが生命中心主義になると、生けるものすべてが倫理的配慮の下にあると考える
そして生態系中心主義では、そこに在る生物ではなく、生態系全体に対して倫理的配慮をしなければならない
倫理的に配慮すべき範囲がどんどん広がっていることが分かる
これらの点は、将来の考察に参考にしたいものである
この月、秋のフォーラムに向けて、ヘラクレイトスについて読み始めている
この他、シェリングの生命哲学、有機体哲学についての言及もあった
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