昨夜の帰り道、大きく真ん丸で黄色の満月が低く浮かんでいた
満月の時には卵の黄身のような黄色になる
何かが満ちてきたのだろうか
そうであることを願いたいものだが、まだその感触はない
今朝、これまでいらないものを置く場所になっていた居間の机の上を、ちょっとした思索の場にすることを思いついた
先日、模様替えの時に整理した結果生まれた空間である
アトリエに出かける前とか、就寝前とかに使えそうだ
これまで手を付けることがなかった場所なので、景色が変わり少しだけ新鮮に感じる
その気分のまま、昔作ったファイルに目を通すことにした
「いま」に溺れていると、なかなか目が向かわないところだったので、こちらも新鮮である
それらの中には一つの形にまで成長したものもあるが、依然として思索のための種子のままのものもある
そういう時、時の流れを感じると同時に、これから進むべき道のようなものが見えてくる
「未来は過去の中にある」という言葉の真の意味が迫ってきた朝である
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