今日は高校時代の同期生から案内があったアマチュア・クラシック音楽祭に顔を出した
ご本人は哲学科で美学を修めた後、いつからか老舗レストランの3代目としていまだに厨房に立ち続けている
声楽がご趣味で、レストランではいつもドイツリートが流れている
ご自身でもやられるということで、20年ほど?この音楽祭に参加されているようだ
今年は日本の歌曲で、演目は石川啄木の「初恋」と山田耕作の「松島音頭」であった
深く通る声はこれまでの鍛錬の賜物だろう
終わった後、何人かの同期生がホールに集まっており、遠くに去ってしまった当時を現在に引き上げる糸口になりそうである
今日アマチュアの方の演奏を聴きながら、わたしの中の音楽心が刺激されたようだ
何十年も触っていない楽器を取り出してみようかという気になっていた
ひょっとすると面白いことになるかもしれない
秋の昼下がり、そんな想像も悪くないだろう
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