I lived in solitude in the country and noticed how the monotony of a quiet life stimulates the creative mind.
「わたしは田舎で孤独の中に暮らし、静かな生活の単調さがいかに創造力を刺戟するのかということに気づかされたのでした」
わたしの場合、どれだげ創造力が刺激されているのかは分からないが、忙しく仕事をしている時に比べると、内から湧き上がる量の違いにこれまで驚いてきた
これからもこの状態を維持したいものである
これに関連した観察として、ピアニストのブーニンさんの言葉が6月23日の記事にある
彼が病気のためピアノを弾くことができなくなった絶望の中で感じたこと、それは「何もしない時間の大切さ」だったという
すべてから解放される精神的な状況というのは、思考空間をうまく行けば無限大に広げることができる
これはわたしが一切の「仕事」と言われるものから身を引いた中で感じてきたことである
それが思考に深さと広さを齎すことを願うばかりである
6月23日の記事に、あるアイディア記されている
パリに渡ってから6年ほどの間、ノートを毎日持ち歩き、折々に触れた外界の様子が齎す心象風景をメモしていた
それは、外に向けての興味が異常なレベルに達し、止めることができなかったためである
その興味は5-6年持続したが、それ以降ノートを持ち歩くことはなくなった
外の景色を充分に吸収し、自分の持つ容量を超過したのだろう
それを10年振りに復活してはどうかというアイディアが、この日浮かんだのである
その後1ー2週間は試した形跡はあるが、現在に至るまで再開されていない
ということは、このやり方で得られるものは10年前に得ており、今は違うやり方が求められるということになるのだろう
それは、現在やっているブログの振り返りのような、これまでの蓄積を顧みる作業の中にあるのではないだろうか
ここ数日間で味わっているこれまでにない落ち着いた精神状態を考えると、これからの道が見えてくるようである
その対象になるのは、ブログ記事だけではなく、カフェ/フォーラムの活動、63冊に及ぶパリメモなどがある
パリメモに関しては、これまで何度か読み直す作業を始めたことはあったが、いずれも頓挫している
これらのプロジェクトが今後どのような展開を見せるのか、いつものように注視したい
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