このところ、日課に当たる時の精神状態が非常によいようだ
集中力が高まり、注意深くなり、忍耐強くなっている
これまでで一番いい状態ではないだろうか
ただ、目の前にあるものに向き合うだけなので、一種の機械になっているようにも感じる
また、この集中は体に疲労をもたらす
そのためか、新たに加わった日常は結構疲れそうである
まあ、無理をしないで続けることにしたい
ところで、昨夜寝る前にテレビをつけると、ブーニンさんの復活までのドキュメンタリーが流れていた
以前にも観たことがあるので消そうとしたが、新しい発見があるかもしれないと思い、再度観ることにした
今回改めて気づいたことは、何もしない時間の大切さであった
わたしの場合には、所謂仕事をしていると思考が狭められると感じ、16年前に一切から自由になる生活を選んだ
彼の場合には、病気のためピアノを弾くことができなくなり、おそらく絶望も味わったのではないかと想像される
しかし、この9年という時間にいろいろなことを考えた、というようなことを言っていた
その感覚が分かるのである
忙しく仕事をしていると、このような時間を持つことができない
たとえ仕事の合間に静かな時間を取って考えると言っても、その深さはすべてから身を引いている時の思考には及ばない
根源的な思考には至らないのである
昨夜は期せずしてこのことを確認することになった
0 件のコメント:
コメントを投稿