お昼過ぎにテレビをつける
町工場のようなところを映した番組が流れていたが、感じるところがなく次に変えた
他のところも見たが、これと言ったものがなかったので最初に戻った
それを見ているうちに引き込まれたのである
今はアメリカに移り住み、バイクを作っている人のドキュメンタリーであった
自分の求めるものを形にすることに全精力を注ぎこんでいる人間がそこにいた
芸術家、哲学者の姿も見えた
自分が日頃やっていることもこういうことではないかと感じながら、その作業を見ていた
いいものを創るには、あそこまで時間をかけて、トライ・アンド・エラーを繰り返しながら、ゆっくり進めなければならないことを再確認する
ご本人は文章も書くようだが、バイクづくりに似ているというようなことを言っていた
部品を集めてそれを組み合わせるという意味において
外国人のコメントだったと思うが、自分の持っているものを誠心誠意出し切ってものを作っていけば、いつかどこかに辿り着くのではないかというようなことを言っていた
妙に感じ入るところがあった
それから折々に挟まれる家族のコメントもよかった
番組は「カスタムバイク アーティスト ~孤高のビルダー・木村信也の視点」で、主人公は木村信也という方だった
知る人ぞ知る人なのだろう
よいものを見せてもらった
自分はアルチザンなのだと確認する時間にもなった
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