2023年12月24日日曜日

吉本隆明の中のプラトン


























今朝、1月に見た渡辺京二(1930-2022)特集の再放送が流れていた

その時の記事が前ブログにあった
その放送では、自分が師と仰ぐ吉本隆明(1924-2012)の言葉を紹介していた

その要旨は次のようなものだったと思う
人は普遍を目指して昇った後は、大衆がいるところまで降りて「無知」の境地に至ることが大切だ
これはプラトンだとすぐに気付いた

過去を知るようになると、このようなことはよく起こる

それは、日の下に新しきものなし、という感覚を呼び覚ます


ところで、1月に見た時にはピュシス(自然)を想起したことは書かれているが、こちらの方には反応していなかった

この1年で少し見聞を広めたということだろう

秋のカフェフィロPAWLでこの問題を取り上げていたからである

このように時の流れを感じる瞬間もなかなか捨て難いものである










0 件のコメント:

コメントを投稿