今朝、1月に見た渡辺京二(1930-2022)特集の再放送が流れていた
その時の記事が前ブログにあった
渡辺京二さんと親鸞さん(2023.1.14)
その放送では、自分が師と仰ぐ吉本隆明(1924-2012)の言葉を紹介していた
その要旨は次のようなものだったと思う
人は普遍を目指して昇った後は、大衆がいるところまで降りて「無知」の境地に至ることが大切だ
これはプラトンだとすぐに気付いた
過去を知るようになると、このようなことはよく起こる
それは、日の下に新しきものなし、という感覚を呼び覚ます
ところで、1月に見た時にはピュシス(自然)を想起したことは書かれているが、こちらの方には反応していなかった
この1年で少し見聞を広めたということだろう
秋のカフェフィロPAWLでこの問題を取り上げていたからである
このように時の流れを感じる瞬間もなかなか捨て難いものである
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