昨日の夜、ピーター・キングズリー(Peter Kingsley, 1953- )というイギリスの哲学者を紹介するYoutubeを発見
全くの偶然だが、エンペドクレスは前回のフォーラムFPSSで取り上げ、パルメニデスは秋のFPSSで触れる予定である
キングズリーによれば、これらの哲学者はロゴスなどを持ち込む理性的な思考をしたと考えられているが、そこには神秘主義的な要素があるという
ロゴスに至るには、死者の世界(ハデス)、静寂の世界への旅から戻ってくることが不可欠であったと考えている
論理的な世界と神秘主義的な世界との間には通路があったという考えである
現代では2つは分離され、日常生活は物質主義的になり、後者は忘れられているか、あるいは排除されている
始原に戻る必要があるのではないかと言いたいようである
また、瞑想の重要性についても指摘している
さて今日もハイデガーである
わたしも何度か引用している一節を紹介して、第1講を終えることにしたい
このような状況は、科学そのものは考えないし、考えることもできないという事実に基づいている科学は考えないこれは衝撃的な発言であるたとえ、科学は常にそれなりのやり方で考えることと関係しているという補足をすぐにしても、この発言は衝撃的であろうしかしそのやり方は、思考と科学の間に横たわる溝が見えて初めて真正なものとなり、結果として実を結ぶのであるここに橋はないあるのは飛躍だけである
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