拙著の英語版 Immunity を中頃まで読んだところだが、非常に丁寧に事実を追っているという印象が強い
自分ではその意図はなかったのだが、教科書的な本に見えてきた
少し前に「純専門書」という印象があると書いたことと繋がる感想である
どうして日本語を読んだ時にはそのように見えなかったのだろうか
分からない
自分の中で、免疫という現象を具体的な事実として押さえておきたいという気持ちが潜在的にあったのかもしれない
結果的にそうなったのだとすれば、この本に取り上げられている科学的事実の部分は、これからも新たな形而上学化(MOS)の対象になることを意味している
その視点から見れば、これからの歩みの土台になる本だとも言えるかもしれない
興味深い展開である
校正作業はもう少し残っている
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