今朝、出版社から索引の最終校正用の原稿が届いたので、コピー屋さんに行ってからカフェで見直した
また、昨日送った修正は間に合うとのことであった
午後からはペーター・スローターダイクさんの講義を聴くためにコレージュ・ド・フランスに向かった
拙著『免疫から哲学としての科学へ』と Immunity でスローターダイクさんの仕事を引用していることもあるが、今日の演題が面白そうだったからだ
Dire vrai sur soi-même : Le livre des aveux(自分自身の真実を語る:告白の書)
ヨーロッパを自伝の大陸、告白の大陸と言うことができるくらいに、ヨーロッパには自己観察、自己批判の伝統があるという
それが弱い日本などと比べると、そういう評価も分かる
今日のお話は、その系列を追って、いろいろな哲学者、作家、歴史家について語っていたが、それぞれについての知識がないとフォローするのが難しいところがあった
これからのために今日の登場人物についてはメモしておいた
今日のテーマに関連するフーコーの思索については、エッセイで取り上げたことがある
ディオゲネス、あるいは「率直に語る」ということ(医学のあゆみ 259: 1168-1171, 2016)
このテーマについては今でも興味を持っており、今日の内観や告白の話と併せて、これからも考えていきたいテーマになりそうである
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