2024年5月27日月曜日

ペーター・スローターダイクさんのお話を聴く

























今朝、出版社から索引の最終校正用の原稿が届いたので、コピー屋さんに行ってからカフェで見直した

また、昨日送った修正は間に合うとのことであった

午後からはペーター・スローターダイクさんの講義を聴くためにコレージュ・ド・フランスに向かった

拙著『免疫から哲学としての科学へ』と Immunity でスローターダイクさんの仕事を引用していることもあるが、今日の演題が面白そうだったからだ
Dire vrai sur soi-même : Le livre des aveux(自分自身の真実を語る:告白の書)
このタイトルは、ミシェル・フーコーが1982年にトロントのヴィクトリア大学で行った講義のタイトルから取ったとのこと

ヨーロッパを自伝の大陸、告白の大陸と言うことができるくらいに、ヨーロッパには自己観察、自己批判の伝統があるという

それが弱い日本などと比べると、そういう評価も分かる

今日のお話は、その系列を追って、いろいろな哲学者、作家、歴史家について語っていたが、それぞれについての知識がないとフォローするのが難しいところがあった

これからのために今日の登場人物についてはメモしておいた

今日のテーマに関連するフーコーの思索については、エッセイで取り上げたことがある
このテーマについては今でも興味を持っており、今日の内観や告白の話と併せて、これからも考えていきたいテーマになりそうである









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