偶然だったが半年ほど前から、寝る前の30分~1時間を読むことに使うようになった
最初は手に取った本で面白そうなものであれば、立ったままそれを読み進むというスタイルだった
それが先月あたりから、2007年からのフランス生活で書いていたパリメモを座って読み直している
パリメモを読むのは、これまで何度も試みては頓挫したプロジェである
昨日読んだのは、2008年のイギリス人科学哲学者によるセミナーの記録で、参加したことや演者の姿は浮かんできた
ただ、その解像度は以前に試みた時よりは落ちていると感じた
16年も前のことなのだから、自然の流れではないだろうか
お話は、生物というものについて微生物から見直しながら規定しようというもので、よく理解できるものだった
今回まとめた免疫論でも生物界を見渡す章を設け、同様の考察を加えたことも関係しているかもしれない
ところで、英語版のゲラ校正を終えたのがまだ1週間前のことで、いつものように驚く
かなり前のことのように感じられるからだ
これからはいくつかのプロジェの可能性を検討しながら、発展性のありそうなものに集中することにした
それが分かるのがいつになるのか、今は想像もできない
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