パリ4日目、相変わらずの曇天が続いている
今回は、これからの大きな絵を描きたいと思ってパリに来た
頭の中を限界まで広げ、そこに何が浮かび上がってくるのかを観察しようというのである
日本にいると、空間が限界まで広がらないと感じるようになっていた
日常の具体的なものがそれを邪魔するのだろうか
これまでのところ時はゆったり流れているので、何かが出てくる可能性は高いと考えている
楽しみである
さて、アメリカに入国するためには電子渡航認証(ESTA)が必要になることを思い出した
いつだったか忘れたが、それを知らずに空港まで行き、一苦労したことがあったからだ
申請したところ、意外にも早く認められたのでプリントアウトする必要がでてきた
ということで、今日はカルチエ・ラタンに出ることにした
デジュネをカフェで取ったが、店員さんの元気がよい
日本では感じられない雰囲気で、昔から好きであった
それから街の空気を味わいながらリブレリーに向かった
その途中でコピー屋さんを見つけたのでESTAを印刷してもらってからリブレリーを2軒ほど梯子した
こちらではお店によって訴えかけてくるものに違いがあるので、いろいろなところに入ることが大切である
何冊か手に入れてからカフェに落ち着き、今日を振り返ると同時に、この記事を書いているところである
実に不思議なのだが、3年という空白が消え、ずっーとここにいるような感覚に陥る
3年と言えば結構な長さだが、そのブランクが全く感じられないのだ
今日驚いたのは、コレージュ・ド・フランスのクロード・ベルナール(1813-1878)さんもソルボンヌ広場のオーギュスト・コント(1798-1857)さんの像も白いこと
お化粧の後もよいのだろうが、以前の汚れた像も味があったのだが、、
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