2023年5月11日木曜日

パリ4日目、この滞在で試みること





パリ4日目、相変わらずの曇天が続いている

今回は、これからの大きな絵を描きたいと思ってパリに来た

頭の中を限界まで広げ、そこに何が浮かび上がってくるのかを観察しようというのである

日本にいると、空間が限界まで広がらないと感じるようになっていた

日常の具体的なものがそれを邪魔するのだろうか

これまでのところ時はゆったり流れているので、何かが出てくる可能性は高いと考えている

楽しみである




さて、アメリカに入国するためには電子渡航認証(ESTA)が必要になることを思い出した

いつだったか忘れたが、それを知らずに空港まで行き、一苦労したことがあったからだ

申請したところ、意外にも早く認められたのでプリントアウトする必要がでてきた

ということで、今日はカルチエ・ラタンに出ることにした

デジュネをカフェで取ったが、店員さんの元気がよい

日本では感じられない雰囲気で、昔から好きであった

それから街の空気を味わいながらリブレリーに向かった

その途中でコピー屋さんを見つけたのでESTAを印刷してもらってからリブレリーを2軒ほど梯子した

こちらではお店によって訴えかけてくるものに違いがあるので、いろいろなところに入ることが大切である

何冊か手に入れてからカフェに落ち着き、今日を振り返ると同時に、この記事を書いているところである

実に不思議なのだが、3年という空白が消え、ずっーとここにいるような感覚に陥る

3年と言えば結構な長さだが、そのブランクが全く感じられないのだ

今日驚いたのは、コレージュ・ド・フランスのクロード・ベルナール(1813-1878)さんもソルボンヌ広場のオーギュスト・コント(1798-1857)さんの像も白いこと

お化粧の後もよいのだろうが、以前の汚れた像も味があったのだが、、












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