全くの想定外の移動日となった
今、相変わらずの曇天のパリからモントリオール経由でニューヨークに入ったところである
アメリカに入るにはESTAが必要であることは知っていたが、カナダのことが頭から消えていた
カナダに入る時にもeTAという電子渡航認証が必要だということを空港で知らされる
ということで、パソコンを開けて四苦八苦しながら、係員の指示も仰ぎながら何とか出発までに準備することができた
汗びっしょりのデジャヴュであった
機内ではアメリカにいた当時よく聞いていた音楽とともに快適な時間を過ごした
そして空港からのタクシーだが、支払いの様子が変わっていた
客の席の前にある画面にカードか現金かを選択するところから始まり、最後にチップの額を20%、25%、30%から選択するところで終わる作業をしなければならなかった
その昔のチップは客の好意によるものだと思っていたが、今ではむしり取られるような感じである
ただ、一夜明けてカフェで発見したのは、下の方に遠慮しますという選択肢もあることは分かったのだが、
それからホテルに入ったが、現代的で無味乾燥なデザインの部屋で疲れが増してきた
考えて予約したつもりだったのが、当てが外れた感じである
さて、明日から問題解決に当たるつもりだが、どうなるのか全く予想ができない
その結果に関わらず、20代後半から30代前半までの5年間を過ごした古巣を味わって戻ることにしたい
前回の訪問は2013年の秋になっているので、その時からすでに10年が経過したということになる
わたしの中ではつい最近なので本当に驚きである
こういう感慨がどんどん増えている
第一、フランスの大学院に入ったのが2007年なので16年前になる
こちらの記憶も新鮮なままあるので、信じられないのである
この間の時間が何を齎したのか
そう問いかけたくなる
それはこれから少しずつ見えてくるものだと思いたい
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