今朝も早く目が覚めた
今日も快晴であった
朝8時からハドソン川の方に向かった
この川を眺めるのは、その昔ニューヨークに住んでいた時以来ではないだろうか
想像していたのは全く違う景色であった
それにしてもマンハッタンに来るとよく歩く
そしてそれが余り苦にならない
それは他の人がよく歩いているからだろうか
彼らは機械のように歩くという印象だ
逞しい
人間は歩く動物であるということに気付く
これはわたしの観察だが、こちらでは思考も計算に基づく思考が優勢のように見える
いかに効率よく理に適ったものにするのかという科学的思考で元気がよい
迷いがないと言えばよいのだろうか
昔のわたしも周りがそうなので意識しないうちにそうなっていたのだろう
それが変わったのは新しい思考に気付き、フランスに向うことにしたあたりからである
わたしの分類で言えば、意識の第2層止まりの思考から第3層を巻き込んだ思索への転換であった
やはり大きく違うのである
今回パリからニューヨークへ移動する中で、最近の2作で強調したことを再確認することになった
さて今日は、午後から昨日の続きのお話をしに出掛けた
お相手が、前回お会いしたのはいつでしたっけ、と真面目に質問してくるのを聞き、脱力
この間、かなりの人に会っていたことを想像させる
ただ、1時間ほど、今日は時に3人が加わり、問題解決に向けて積極的に当たってくれた
経過もその都度示してくれながら
規則はあるのだが、マニュアルに雁字搦めにされていない様子が伝わってきて好感を持った
人間が生きているのである
お陰様で昨日よりはかなり進み、当分は問題なく行けそうである
日本にいると別世界の出来事のように感じ、意識から飛んでしまうのだが、こちらに来るとそれが迫ってくる
具体的な人間を前にしているので、対処する気にもなる
それと話している中で、7年に及ぶアメリカとの関わりもかなり深かったことに気付くこととなった
ただ、まだ残された問題があるので、いずれこの地を踏まなければならないだろう
アメリカに対する精神的なブロックを解くことも必要になりそうだ
それにしても、実質2日で予想を超える成果があったことになる
そして旅程もピッタリだった
今日がニューヨーク最後の夜になるが、少しだけリラックスできそうである
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