2024年6月11日火曜日

パリカフェ、拙著 Immunity の校正が終わり印刷へ、そして真に自由な時間について


























昨日の散策中、パリカフェの会場となったビルが現れ、昔を思い出した

もう7年も前のことになる

初回の記録に、わたしの真理と絶対的真理について簡単な考察がされているのを見て、驚いた

もう記憶から消えていたからである

いつ再開できるのかは全く分からないが、一応アクティブな会として残しておくことにしたい


ところで、拙著 Immunity のコピーエディティングが最終的に終わり、印刷に回ったとの連絡が入った

刊行は8月5日と決まったようだ

これで完全にわたしの手を離れたという感じである


今日も午前中から外に出て、考えをまとめていた

偶に街路に目をやると、人々が自由に動いている

おじいさんが電動式のキックボードで颯爽と行くのが見える

それだけで気分が高まる

昨日手に入れたビョンチョル・ハン瞑想的生活』の冒頭に目を通す

タイトルに『あるいは活動しないことについて』と付いている

ここに書かれてあることは、わたしがフランスに渡ってから感じ続けていることと完全に重なる

仕事の論理の中にある暇な時間は次の仕事までに空き時間で、生の活力や躍動とは無縁であり、そこには瞑想が欠けているという

真の自由な時間にはこの二つが含まれている

それが可能になるのは、目的のない生活ができるようになったからではないか

このような時間を持つことができることが幸福の条件ではないかという

何等かの活動をしていなければ落ち着かない状態では、そこに至らない

自らの経験に照らすと、その主張は手に取るように分かるのである











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