今日は午前中からカルチエ・ラタンに出かけた
パリ時代、特に院生時代はよくここで時の流れを眺めたものである
室内に入り、静かな朝のひと時を感じながらのプティ・デジュネとなった
暫くすると向かいの哲学専門書店Vrinが開いたので、そこを歩き回った
振り返れば、免疫論ではこのお二人を取り上げているが、それはまだ入口と言ってもよいものであるという認識があったからだろう
これからに向けて何冊か手に入れた
それからソルボンヌの向いの小さな公園のベンチに落ち着き、その内の1冊を手に取ったが、非常に良い読みとなった
隣に女子学生と思われる二人組が座ったが、機関銃のようなフランス語で何を言っているのか分からなかった
若いエネルギーを感じる時間ともなった
お昼時には周辺を何気なく散策
ブランクーシを記念するプレートを見つけた
展覧会に行っていなければ、間違いなく見逃していただろう
午後は先週に続き、ペーター・スローターダイクさんの講義を聴きにコレージュ・ド・フランスまで出かけた
「行って世界に火をつけろ」という挑発的な言葉があったので、何の話なのか興味をもった次第
内容については、聴いただけで咀嚼するのは難しかった
現代の緊急の問題や世界、ヨーロッパを根源的に考える上で重要なテーマが詰まっていそうなので、これからの宿題にしておきたい
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