今日、香港のハロー・インターナショナルスクールの学生さんから免疫に関するインタビューを受けた
Hanson Wenというその学生さんは、LinkedInに先日出した拙著 Immunity の案内を見て興味を持ち、インタビューを申し込んできた
積極的で、意識が開かれた高校生と言ってよいのだろう
本はまだ刊行されていないので、認知の要件に関する minimal cognition 問題について触れた論文を読んでから議論することになり、今日を迎えた
使い始めたばかりの LinkedIn が思わぬ効果をもたらしてくれたことになる
インタビューはかなり専門的でポイントとなるところをついてくるもので、現代の高校生のレベルの高さに驚いた
後半では、Immunity の内容についての質問もあり、関心の高さがうかがわれた
これから科学の世界に飛び出そうとしていると思われる若者が、哲学的な事にも興味を持っている様子が伝わって来た
それに比して、わたしの答えは何とも心許ないものとしか言いようがなかった
対象となる人たちの内的世界への想像力が欠けていることも一因だろう
日頃から第三者に説明したり、ディスカッションするという状況に身を置くことが大切なのかもしれない
また、英語のトレーニングもし直さなければならないだろう
相変わらず内に抱いている、庵に籠っている哲学者というイメージを改めなければならないかもしれない
いずれにせよ、久し振りに現世に晒されたような気分で、これからに向けての課題も露わになった
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