2024年12月10日火曜日

ファイルをひっくり返し、3月の記録を読む


























今日の午前中は、空を眺めながら紫煙を燻らせていた

すると、パリでは毎日のように見ていた空が現れ、急いでカメラに収めたのが今日の写真となった

このブログのヘッダーの写真のような空、と言えばよいだろうか



このところの読み直し作業の影響か、昨夜は寝る前に、寝室に転がっている昔のファイルをひっくり返した

「医学のあゆみ」にエッセイを連載していた当時のものもあり、懐かしく斜め読みする

さらに今に繋がるものも出てきて、精神が澄み渡るというか、活性化するように感じられた

この効果は以前から知っているのだが、なかなかそれを実行することにはならなかった

今の精神状態がそこに導いたのだろう



ところで、ここ4-5年の毎年の記録を見たところ、ワードで800ページを下回るものはない

よく書いてきたものである

今日は3月の様子を振り返ることにした

3月は春のカフェ/フォーラム開催で、関連の記述が少なくなかった

このように一つのシリーズ全体を見直すことはこれまでになかったのではないだろうか


また、この月には Immunity の表紙デザインが届いてやや興奮していた

自分の持っていたイメージと全く異なり、教科書のような表紙だったからだろうか

一つのテーマでも、人によって抱くイメージがこれだけ違うということを再確認した


3月の記録にも、すっかり忘れていた重要なテーマが埋もれていた

これも拾い上げて、プロジェの全体をリオーガナイズすることになった

貴重な再発見であった


その他、いくつか反応した言葉が記されていた

その一つは、イギリスの俳優アンソニー・ホプキンスの次の言葉であった
「すべてはイリュージョンである」

どこで拾ってきたのか書かれていないので、どういう意味で言っているのか分からない

この世界あるいは人間の生は幻想であるという見方は、古くからあるのではないだろうか

天空に身を置く者から見れば、それはおそらく外れていないようにも見える

そうだとすれば、そこに意味などないというところに行きそうだが、わたしはその立場を採らない

その意味を探ることこそ、この人生の意味であると考えるからである

という記述まであった


 









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