数日前まで、厳寒の頃を思い浮かべながら生活していたが、わたしの想像力では太陽のエネルギーにかないっこない
外を歩くのも命懸けという便りも届いていたが、当地は昨日今日と凌ぎやすくなりホッとしている
気が付けば、今日で7月ともお別れになる
今月も日課に明け暮れていたが、その合間にヘラクレイトスに触れる機会があった
その複雑な哲学の骨格がいくつか見えてきた
その一つにこの世界に調和を齎すものとしてロゴスがあることを唱えたことは前回触れた
マルクス・アウレリウスの『自省録』にも引用されているようだ
この世界を統一するものとしてロゴスがあるという考え方と、ストア派の自然と調和して生きるのが善であるという考え方が響き合うのだろうか
かなりの広がりを持った哲学者のようである
先月には見えていなかった世界が広がっている
これからさらに広がることを期待している
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