現在、3月に刊行した『免疫から哲学としての科学へ』を英語に直す作業中である
日本語版よりも読者層は広くなると思われるので、これまでよりも客観的に見るというか、相対化する度合いが増しているように感じる
その過程でこれまで気付かなかったことが見えてくることがある
出版社は未定だが、翻訳本になるので出版社間の合意が問題になりそうだ
ただ、いずれどこかに落ち着くことを天に任せている
当分は更なる発見があることを願いながら、この作業を続けることになるだろう
ところで、最近は1日が非常に長いのでもう大昔に感じられるのだが、昨日の夜?だっただろうか
最後の生き残りと言われる70代の鷹匠松原英俊さんと、そこに弟子入りした女子高生のドキュメンタリー『鷹を継ぐもの』が流れていた
全ての時間を動物とともに生き、自然の中に生きていた
鷹が暴れて耳を引きちぎりそうになっても全く動じない
まず、自分を取り巻くすべてを受け入れ、その上で何事も始まるという感じなのである
これこそが自然体なのだろうか
そう言えば、ムツゴロウさんも徹底して動物とともに生きたようである
ライオン?に指を噛み切られた時も全く動じなかったと言われる
他の動物とともに生きるということ、自然の中に生きるということ
それはどういうことなのか
そして、そのような生活が人間にどのような影響を与えるのか
そのことを垣間見る時間であった
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