2025年6月7日土曜日

シオランの言葉をもう少し



























今日もシオランの言葉を少々

フランス語ブログ UNE VIE PHILOSOPHIQUE À PARIS(2007-2016) にあった以下の記事から




もちろん、わたしは何もしない
ただ、時間が過ぎていくのを眺めている

それは、時間を埋めようとするよりも良いことなのだ

 

 

自然の視点からものことを見ると、人間は外側に向けて生きるようにできている
自分の内側を見ようと思えば、目を閉じ、努力することをあきらめ、流れから離れなければならない
われわれが「内的生活」と呼ぶものは、生命活動の鈍化によってのみ可能となる遅れてくる現象であり、「魂」というものは臓器の適切な機能を犠牲にしてのみ出現し、開花することができたのである
 

 

わたしはこれまで、明白な欠点を十分に具えていない、興味深い頭脳の持ち主に出会ったことがない

 

60歳のときに知っていたことは、20歳のときにも知っていた
40年に亘る長い、余計な検証作業・・・



これからパスカルのように読んでいきたいものである

 





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