今日もシオランの言葉を少々
フランス語ブログ UNE VIE PHILOSOPHIQUE À PARIS(2007-2016) にあった以下の記事から
もちろん、わたしは何もしない
ただ、時間が過ぎていくのを眺めている
それは、時間を埋めようとするよりも良いことなのだ
自然の視点からものことを見ると、人間は外側に向けて生きるようにできている
自分の内側を見ようと思えば、目を閉じ、努力することをあきらめ、流れから離れなければならない
われわれが「内的生活」と呼ぶものは、生命活動の鈍化によってのみ可能となる遅れてくる現象であり、「魂」というものは臓器の適切な機能を犠牲にしてのみ出現し、開花することができたのである
わたしはこれまで、明白な欠点を十分に具えていない、興味深い頭脳の持ち主に出会ったことがない
60歳のときに知っていたことは、20歳のときにも知っていた
40年に亘る長い、余計な検証作業・・・
これからパスカルのように読んでいきたいものである
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