1週間前よりは、落ち着いてきたようだ
日課にも入り込むことができるようになってきた
今日出合った言葉に「時間は過ぎ去らない。過ぎ去るのは我々だ」というのがあった
ヘラクレイトスに「すべては流れる」「同じ川に二度足を入れることはない」という言葉があった
この世界の万事は留まるところを知らず、流れ動いている
川の水は絶えず入れ替わっているので同じ川ではありえないということなのだろう
しかし、この見方のほかに、川の水は入れ替わっているが、川というものはそこに留まって在るという見方もある
同様に、時間は過ぎ去らないという意味は、過去、現在、未来と時は流れているように見えるが、時間というものは常にそこに在るということなのだろう
それを認めたうえで、過ぎ去っているのはむしろ我々の方だという
我々の部分は、どんどん過去に流されて行っているということなのだろうか
それを繰り返しているうちに、未来に持って行くべき部分がなくなって行く
未来に向けての可能性が失われてゆく
これは有限の存在が持つ宿命のようなものなのだろう
先に、時間というものは常にそこに在ると言ったが、それは抽象的な時間のことであった
しかし、ここに常に在る具体的な時間もある
それは現在と言われる時間で、我々が存在している限り、常にそこに在る
その意味ではやはり、現在というのは永遠と言えるのではないか
現在に身を沈めると、確かに永遠を感じることができる
「今」に身を沈めなければならないのである
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