近著『生き方としての哲学:より深い幸福へ――アドー、コンシュ、バディウと考える』(ISHE出版、2025)において、これまでの人生を振り返り、20年単位で新しいフェーズに入っているのではないかという感想を抱いたことに触れた(113–114ページ)
その影響かどうかはわからないが、今一つのフェーズが終わりを迎えようとしているという感覚が生まれている
20年前と言えば、2006年
この年に、マルセル・コンシュ(1922–2022)とピエール・アドー(1922–2010)を発見した
20年前の今頃は、まだ先が見えず模索していた時期になる
フランスの大学とメールでやり取りしていたが、全く反応がないので年末にはパリに出向くことにした
それは、内なるエネルギーの迸りが成せる業だったのだろう
結果的に2007年秋にはパリで「全的観想生活」と名づけた生活を始めることになった
来年の今頃には、この20年という塊を総括することになるのだろう
今でも言えることは、これほど意識的に生きた時期はそれまでなかったということである
トルストイ(1828–1910)であれば、やっと二十歳になったばかりですねと言うところだろう
その意見には賛同せざるを得ない
今日は、これからを構想するという時を過ごしていた

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