科学の形而上学化(MOS)により自然を解析する過程で、科学から形而上学に向かう運動だけではなく、逆方向の運動も重要になるのではないかと考えるようになった
その運動とは、一つの形而上学のシステムを科学の成果の中に落とし込むことにより、その形而上学を具体的なものと対応させて検証し、より豊かで精緻なものに蘇生しようとする「形而上学の科学的充実」(scientific enrichment of metaphysics:SEM)と名づけた道である
これは、哲学の中に埋もれている形而上学を科学によって生き生きとしたものにできないかという試みである
この2つの道を"MOS-SEM"として定式化し、これからのあゆみの基底に据えることにした
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