今日はトレッキングがご趣味の友人と川崎市の岡本太郎美術館で待ち合わせ
わたしは無理をせず、タクシーのお世話になった
自然の中にある美術館は素晴らしく、付属のカフェTAROでデジュネ
同年代に出てきそうな問題や昨今の政治状況が話題になったが、時間は軽やかに流れたとでも形容しておこう
わたしはその後、美術館でたっぷりとTAROの世界を味わった
そこで久し振りにいろいろな形を収めることもできた
また、TAROの世界を眺めているうちに、どこか共通するものが流れているのではないかという疑義も生じてきた
背景に映し出される移ろいゆく映像とともにこの像をぼんやり眺めている時、変化が起こった
古代ギリシアのアナクシマンドロスが浮かんできたのである
彼は世界の始原(アルケー)を掴みようのない無限なるもの、すなわち「アペイロン」とした
TAROが求めた根源にあるものを何と呼んだのかは分からないが、共通するもののように思えたのである
展示には「探る」「見る」「語る」「遊ぶ」「ひらく」というキーワードが表記されていた
これは人間の基本的な行為だが、「ひらく」ところまで至るにはかなりのものが求められそうである
やはり、いつ触れてもインスパイアリングなTAROであった
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