今日は恒例となった学友との会食があった
実は、お一方が急に都合がつかなくなったためキャンセルになったのだが、連休のためにキャンセルがうまくいかず、復活した会食であった
いつもの場所で2時間ほど取り留めもない話に花が咲いた
この春で仕事をやめられたとのことで、自由な時間の中にいるとのこと
今は図書館から本を借りることが多いのだが、忘れたころにやってくるようだ
図書館がそれほど利用されているとは知らなかった
拙著 Immunity: From Science to Philosophy (CRC Press, 2024) にも目を通していただいているようだが、専門外なのでなかなかイメージが膨らまないようだ
その点では、専門外の人には不親切な書き方になっているのかもしれない
また、いろいろな展覧会にも行かれているようだ
詳しくは知らないのだが、生前認められたいとは願ったが、叶わずに終わった画家で、最後は奄美で創作活動をやったようだ
ただ、妥協することなく自分に向き合って仕事に打ち込んだようで、そこに本人の独自性が表現されることになったのではないだろうか
それを昨日のベルクソンカフェに肖って言うとすれば、そこにはこの世の「意見の世界」から離れて、純粋に「真理の世界」に向かう運動があったのではないだろうか
それが真理に近づいているため時を超え、今、多くの人の心を惹きつけているのだろう
人に認められないということには、それなりの意味があるということかもしれない
わたしも覗いてみたくなってきた
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