オアゾの丸善で書棚を眺めている時、拙著『免疫学者のパリ心景』(医歯薬出版、2022)に出会った
刊行からすでに2年が経過しているが、まだ棚に並んでいることに驚いた
そう言えば、火曜のベルクソンカフェに初めて参加された方はこの本を精読されたようで、そこにあるテーマについてかなり詳しいお話をされていた
著者の気づかぬところでこのように読まれていることを知るのは、大いなる喜びである
ところで、参加者からの希望で、来週金曜のサイファイカフェSHEから拙著『免疫から哲学としての科学へ』(みすず書房、2023)の読書会を始めることにした
その後、この読書会を札幌のサイファイカフェでもやってほしいとの声が聞こえてきたので、来年から始めることを考えている
この流れで行くと、『パリ心景』についても振り返り、願わくば新たな発見に至る試みをやってもよいのではないか、という気にもなってくる
カフェ/フォーラムの参加者とのインタラクションからこのような展開が生まれることは、実に興味深い
これからも注意深く流れを観察していきたいものである
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