
猛暑の東京から当地に戻ったが、天国である
あの暑さだけで心身がかなり消耗していたようだ
さて、天国という言葉には2つの意味がある
一つは、今の時期、人間が暮らす環境とは思えないような猛暑に比べると圧倒的に過ごしやすいという意味での天国である
もう一つは、意識のレベルが違うということ
ここにいる時には意識が内的世界の底の底まで下りていき、現世が非常に遠くなり、現実世界に働きかけるのにかなりの精神的労力が必要となる
あるいは、意識が天空に上り、現実世界が遠く離れているために同じ症状が出ているとも言えるだろう
天空に在ると言えば、イデアの世界を想起させる
それに対して、東京では意識のレベルが底から少し上がっているように感じる
そのため、現実世界への働きかけが比較的容易になっているようだ
以前であれば、これにフランスの世界が加わっていた
そこでは、日本の日常的な世界が消えていくので、イデア世界の純度がさらに増すという印象で、捨て難いものがあった
いずれにせよ、この意識レベルの差異が一体何をもたらしてくれるのか
どのようなことに気づかせてくれるのか
興味深い問題である
これからも注意深く観察を続けたいものである
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