今年最初の月が過ぎ去ろうとしている
昨年の1月は英語版の免疫論に当たっていた
じっくり吟味しながら読むという作業をやっていると、著者の頭の中に入り込むような感覚が生まれる
そこから、一つのものの見方、考え方が立ち上がってくる
それを自らも体験することで多くのことを教えられる
このような本を読むためには、自由な時間と精神的な暇(余裕)が欠かせないということも見えてくる
ということで、まだ半分くらいの地点にいる
今月を歩む中で、いくつか考えるべきテーマが現れてきた
その一つがジョルジュ・カンギレムである
昨年と一昨年に出した免疫論で、免疫の本質を論じる際に援用した哲学者である
その哲学をさらに深掘りしたいと思ったのである
そのためのサイトを作るために写真が必要になったが、直ぐに使えそうなのはウィキにある解像度の低いものだけ
仕方なく他の使用許可をもらうことにして2か所にメールしたところ、CNRSからすぐに返答があった
やり取りの中で、ネットに出ているのは解像度が低いので、元のバージョンを送ってくれることになった
寛大な対応を受け、真面目に向き合わなければならないという殊勝な気持ちが沸いてきたところである
その他のテーマも、これから長く付き合うことになりそうなものばかりである
ゆっくりと進めていきたいものである
もう一つだけ
過去のカフェ/フォーラムのサイトを読み返すことがあった
そのまとめを書いた人はどこの誰?という感覚になっているので、客観的に読むことができるようになっている
そして、そこには汲めども尽きぬテーマが溢れているのを発見して驚いた
これからも折に触れて過去を覗き、豊かなその泉から何かを汲み取っていきたいものである
2025年もよいスタートだったと言えるのではないだろうか
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