嵐の気配の中、6名の方の参加を得て、密度の濃い内容の会となった
今回は、ソクラテス以前の哲学者パルメニデスの哲学を取り上げた
彼の哲学を概説するだけではなく、残された断片すべてを読むことにした
そこから聞こえてくるこの哲学者の声をできるだけ聞き取るように努めた
彼の詩は『自然について』(ペリ・ピュセオース)と題され、3部に分けられる
(1)序詞 (プロエミオン)
(2)真理 (アレーテイア)の道
(3)意見(ドクサ)の道
序詞では、語り手 (パルメニデス自身?) が女神に導かれ、真理に至る知的な旅の様子が描かれる
真理の道では、女神が語る教えとして明らかになるパルミニデスが重要であると考える「あるもの」(存在)の世界が説かれる
意見の道では、現象世界についての感覚による知、多様性を偽りとして退ける
ただし、真理の道だけではなく、意見の道についても知らなければならないと女神は伝える
ドクサの道で描かれている内容を見ると、それらは科学によって明らかにされる世界である
つまり、科学は不確実な意見の世界を示すに留まることになる
真理の道が哲学の道であるとすれば、科学との対比が明確になる
人間はこの両方とも学ばなければならないというのが、女神に語らせたパルメニデスの結論になるのだろうか
なお、内容の詳細は近いうちに専用サイトに掲載する予定です
参照していただければ幸いです
次回は来年4月の開催を考えております
テーマは決まり次第この場でお知らせいたします
今後ともよろしくお願いいたします
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